大学の休学について

こんにちは。

第一回目の記事が、こんなセンセーショナルな(?)

ことになってしまったことをお詫びします。(誰に)

この記事では、文字通り、私が大学を休学しなければならなかった理由、休学することによるメリットやデメリットについて書ければと思います。

私みぎかわは、2016年に大学に入学し、それからの2年間は順当に単位も取っていき、無事3年生に進級することができました。その頃は、成人式を迎えて自分がお酒を飲むことができる嬉しさを覚えたり、青春18きっぷを使って全国各地を旅行したり、自分の趣味を通じて何人か友人ができたり、色々嬉しいこともありました。その矢先のことでした。

私みぎかわはいわゆる理系でして、理系の学部、もちろん理系の学科でした。正しくその所属を明かすと、機械工学を専門に勉強するようなところでした。しかし、卒業に必要な単位をそこで落としてしまうことになります。その経緯を話すと、とても長くなってしまうので、ここでは割愛します。

落とした専門科目は、製図という講義でした。合計1万円以上するステッドラー製の製図用具を強制的に買わされ、それらを用いて手描きで図面を作成するという講義でした。もともと機械系にさほど興味がなかった私は、この講義がはっきり言って苦痛でした。自発的に講義に出席しなければ単位は出せないと教授も言っていたのに、授業に行かなくなりました。

さて、必修科目の単位を落とすとどうなるか。大学生の皆さんはご存知かと思いますが、留年、ということになります。平たくいえば、同じ学年を繰り返す、ということです。

留年が決まればもちろんのこと大学を標準年限の4年で卒業することは不可能になります。5年目、6年目、…と単位を回収していって、全て規定の単位を習得すれば晴れて大学卒業となります。

大学3年の前期で留年が確定してしまった私は、休学手続きを取ることにしました。休学とは、当該期間授業料を払わなくていい代わりに、授業の一切の履修を放棄するという意思表示のことです。しかも、普通に休学をするときは学期の初めからですから、授業料を払わなくていいのですが、私が製図という講義の履修を放棄したのは学期の途中ですから、授業料を払った後でした。そこで、授業料を払ったのに休学するという半ば意味のよくわからない行動に出ました。それが正しい行動だったのか、今でもわかっていません。

休学期間中、何を思ったのか、私は、3年の前期は単位が全く取れなかったが、後期こそは単位を取りたいと思うようになります。それは、授業料を負担してくれている親への感謝を、直接表したものであったのかもしれません。しかし、休学明けの3年後期、またしても製図という難関の科目(普通の学生にしたらそうでもない)にぶち当たり、再び履修を放棄し、また学費を払った後で休学するという暴挙に出ます。

これだけ読んでも私がいかに親不孝者であることがわかるでしょうか。正規の授業料を払っているにもかかわらず、休学したためもちろんその期間の単位はゼロです。留年が確実なものとなったのです。